額縁と作品を合わせてマットを決めます。
マットは作品保存を重要視したミュージアムボードを使用して、マットライン加工をする予定です。
イタリー製や国産製の手彩マーブル紙を細く切って、マットに縁取りします。
角はそれぞれ模様や色合いを合わせながら貼ってゆきます。
*マーブル紙は、過去にフィレンツェへ行ったときにたくさん買ってきました。
額に合わせられる国産品は非常に少ないです。
数本の色ラインを烏口(カラスグチ)で引き、パステルを粉状に削ったパウダーを塗りこみます。
飾り枠のように全体が締まりました。
*烏口とは製図用の線引きです。インクを使用して、1本で自由な太さの線が引けます。
但し、インクこぼれや線の引きすぎなど非常に難しいです。ここで失敗すると、最初からやり直しです!
表面はUVカットアクリル、作品の裏にもミュージアムボードで保存、裏板も保存用のボードと紙貼りで全て完成しました。
メインの額装業の合間で制作でしたので、完成まで半年くらいかかりました。
たかが額縁と言われればそうですが、そんな思い入れもあり自身のコレクションでもあります。
今後もこのような手作りの本金箔額縁を作っていきたいと思います。
完成品は現在店内に展示しております。ご来店の際は、どうぞ現物をご覧下さい。





