以前購入した田村孝之助のリトグラフ額装品がありました。
白を貴重にしたラッカー塗装の額縁に入っていたのですが、ちょっと軽いイメージがあったので(それでも当時としては高級手作り額だと思います)、思い切って額装をイメチェンしました。
仕入れた額縁はメーカーの手彫り金箔額の限定品でありますが、かなりのギラギラ金でありました。
そのために油性顔料を用いて全体に落ちつかせた金箔額に仕上げました。
マットはマーブル紙やラインを入れた手作りフレンチ加工にして、華やかなにしました。
この額装、かなりのゴージャスです!
作品: 田村孝之助 リトグラフ (エディション 71/150)
画面寸法: (タテ)520×(ヨコ)440mm
額縁外寸法: (タテ)730×(ヨコ)660mm *アクリル付
額付作品価格:
*この額装に関するお問合せはこちら、または 0436-21-7715(担当:馬場)までどうぞ。
額縁は限定一点だけの販売ですので、売切れの際はご了承願います。
お客様が持参した鏡を、当店の特製本金箔額縁で製作して入れましました。
色々な額縁サンプルをお見せした中で、本金額コレクションの展示品の1枚をとても気に入って頂きました。
見積段階で少し予算オーバーしてしまいましたが、鏡額ですので絵画に比べセットの手間もかからず(鏡を額縁に入れる場合に注意しなければならない事が幾つかあるのですが)、納期はいつでも良いというお話でご注文を承りました。
木地組み、手彫り、箔押しと全てを手作業で仕上げ、通常の仕事の合間に少しづつ仕上ていきましたので、約半年かかりました。
お客様には大変お待たせしましたが、出来上がりをとても気に入って頂きました。
ありがとうございました。
*特製本金額縁の詳しい製作工程は、こちらよりご覧いただけます。
- 品番: KOHF11-9-67
- 額縁外寸法: 60×50㎝
- 参考価格: 100,000円
前回ご紹介したツルーヴュー(USA)のミュージアムガラスが再び入荷しました。
現在32×40インチ(813×1016㎜)のサイズが3枚在庫としてあります。
通常は4枚1ケースの販売になりますが、今回は在庫に限りバラ売り、カット売りが可能になりました。先着順ですので、是非この機会にご使用になってはいかがでしょう!
とは言え、現物も見ぬまま高価な商品はちょっと・・・というお客様に対して、小品サンプル(10㎝角くらい)を限定枚数(お一人様一枚のみ)無料にて発送も致します。現物をどうぞ実感して下さい!
●ミュージアムガラス(2㎜厚、813×1016㎜)
価格 : 限定3枚のみバラ売り 1枚/44,000円 (1箱4枚入/170,000円)
*上記寸法内で指定寸法にサイズカットする場合は別途お見積りします。
*発送の場合は、梱包料・送料で1,000~円にてお送りいたします(一部離島などを除く)
*発送の場合のお支払は、代引き及びお振込み(手数料自費)にてお願いいたします。
*価格、在庫は変動する事がありますので確認下さい。
お問合せはこちら、または 0436-21-7715(担当:馬場)までどうぞ。
額縁が完成した後は、作品をセットするための額装加工をします。
マット部分に布貼りをしたり、裏板表面に化粧張り、内面には保護紙貼りをするなど、糊貼り仕事が多いです。
また、作品保護のためにUVカットアクリルやミュージアムガラスなど表面カバーを付けます。
金箔は研いたままで輝き過ぎます。彩色も原色では単調過ぎます。
作品を引き立たせるためには額縁の強調を抑える仕上げをしなくてはなりません。
顔料や油料、粉末材などで古びを入れ、金箔や彩色部分に強弱を付けます。
金箔貼り作業を終えた後は、色塗り作業をします。
彩色は金箔を予め貼っていない箇所にしたり、貼ってある上から更に彩色する場合もあります。
色の深みや表現を出すために下塗りと上塗り数回塗り行ないます。
本金箔を貼り終えた額縁は荘厳な輝きがあります。しかし、より一層輝かせるために瑪瑙(メノウ)石の付いた道具で磨いていきます。
額縁の形状によって瑪瑙(メノウ)石の形を変えて磨くのですが、1度に磨ける巾は1㎜程度の “線” です。
従って位置を少しずつずらしながら丹念に磨いてゆきます。
そして、誰もが魅了する『永遠の輝き』が現れてくるのです!
(画像ではちょっとわかりづらいですが・・・)
いよいよ金箔張りの作業です。
極薄の本金箔を額縁に貼る場合、額縁の巾や形状によって貼り方をかえます。
金箔をあかし紙(金箔と金箔の間に入れられている紙)に転写してから貼り付ける方法と、
金箔自体を箔貼り刷毛に貼りつけのせてゆく方法とあります。
いずれにしても無風状態で1枚ずつ丁寧に貼っていきます。
また、金箔を貼る接着材は水だけを使用します。下地の膠(にかわ)が溶けて、程よい接着効果が現れます。額縁の彫刻の場所は金箔が破れてしまいますので、継ぎ足しや本金泥などで修正します。
大まかな彫刻を終えた後、木目を潰すために下地石膏を塗っていきます。
石膏は水と膠(にかわ)を分量どおり混ぜ合わせ、刷毛で何層にも塗り重ねます。
彫りの細かな部分は、石膏が盛り上がった後に再度彫刻します。
塗りあがった石膏の表面は、平面にするために細かく研摩します。

その後、金箔下地用の特殊とのこ(ボーロ)を塗ります。
本金箔を輝かせるための重要な顔料です。



















