お客様が持参した鏡を、当店の特製本金箔額縁で製作して入れましました。
色々な額縁サンプルをお見せした中で、本金額コレクションの展示品の1枚をとても気に入って頂きました。
見積段階で少し予算オーバーしてしまいましたが、鏡額ですので絵画に比べセットの手間もかからず(鏡を額縁に入れる場合に注意しなければならない事が幾つかあるのですが)、納期はいつでも良いというお話でご注文を承りました。
木地組み、手彫り、箔押しと全てを手作業で仕上げ、通常の仕事の合間に少しづつ仕上ていきましたので、約半年かかりました。
お客様には大変お待たせしましたが、出来上がりをとても気に入って頂きました。
ありがとうございました。
*特製本金額縁の詳しい製作工程は、こちらよりご覧いただけます。
- 品番: KOHF11-9-67
- 額縁外寸法: 60×50㎝
- 参考価格: 100,000円
モダン額装のひとつに、額縁などの枠を付けずに透明感のあるアクリルフレーム(2枚合わせ)があります。
ある程度の規格品も売り出されておりますが、大きなサイズや細長のサイズなどはオーダーで作る事になります。
今回はお客様よりシルクの染色アートの額装を承りました。
額縁よりはアクリルで挟み、透明感のあるフレームで仕上げたいとのご要望でした。
アクリルフレームのオーダーはサイズによって厚みも変えなければいけません。
大きなサイズは4~5㎜の板を使用して、反り対策に裏ゲタなども回します。逆に、小さなサイズは3㎜位の薄い板の方が厚みが目立たなくシャープに見えます。
余白が透明といえ、作品とアクリル全体の大きさも重要ですし、回りの面取りの加工や固定ビスの透明、金属仕様などは、作品に合わせて変更したいものです。
ただアクリル板に挟めばよいというよりも、トータルバランスを考えたアート鑑賞を楽しむアイテムのひとつとして、ご参考にしてはいかがでしょう。
画像商品: 4㎜+4㎜透明アクリル板 カット面ミガキ加工
透明アクリルビス止め 裏アクリル製ゲタ付き(紐通し穴付き)
サイズ: 1400×400㎜
参考価格: 45,000円(作品代は含まれておりません)
無垢のメープル(楓)材を使用して特注の深型の額縁を製作しました。
パネル作品の上に厚みのあるレリーフを貼り付けてあるので、規格の額縁やモールディング(棹材)では深さが対応できません。
抽象的な作品でもありますので、額縁が太くても格好がよくありません。
そうなると細巾で厚みのある額縁を製作するしかありません。
その点、木地専門職人の額縁は自由に額巾、厚みが指定でき、何よりも無垢材の温かみがあります。
既製品に作品を嵌め込むのではなく、作品を引き立たせる額縁を特注で製作してお渡しできるのが当店の強みでもあります。
お見積も無料でいたしますので、どうぞご利用下さい。
お問合せはこちら、または 0436-21-7715(担当:馬場)までどうぞ。
上記画像の額縁は額巾16㎜×厚み60㎜で制作 額縁外寸法:450×400㎜
額装参考価格 23,000円(作品代は含まれておりません)
上記画像の額縁は額巾17㎜×厚み85㎜で制作 額縁外寸法:900×650㎜
額装参考価格 47,000円(作品代は含まれておりません)
メタルフレームでは額縁の見え巾5㎜のシャープな規格品は多くあります。
しかし、木製では見え巾11㎜が規格品の中では一番細い方でしょう。
額木地専門職人に依頼すれば、9㎜巾、8㎜巾(ガラスを入れる場合の限界最小巾だと思います)など指定寸法で製作してくれます。
額巾の1~2㎜位の違いは大して問題ないと言われるかもしれません。
しかし、抽象的な作品や繊細な線描きのような作品の場合は、その1㎜の違いで見た目も変わってきます。特に平型やかまぼこ型の木製額でオーダーしたい場合は、作品に合わせ額巾をこだわりたいものです。と同時に、もちろん側面の高さや木地の材料も重要になってきます。
(画像の素材はメープル材木地ワックス仕上げです)
当店では、作品に合わせた丁寧な額作りを心がけております。どうぞご利用下さい。
*画像額縁詳細
額縁外寸法: タテ270×ヨコ240㎜
額装仕様: ガラス、保存用ピュアマット、フォームボード裏当て、箱付
参考価格: 10,000円
額縁が完成した後は、作品をセットするための額装加工をします。
マット部分に布貼りをしたり、裏板表面に化粧張り、内面には保護紙貼りをするなど、糊貼り仕事が多いです。
また、作品保護のためにUVカットアクリルやミュージアムガラスなど表面カバーを付けます。
金箔は研いたままで輝き過ぎます。彩色も原色では単調過ぎます。
作品を引き立たせるためには額縁の強調を抑える仕上げをしなくてはなりません。
顔料や油料、粉末材などで古びを入れ、金箔や彩色部分に強弱を付けます。
金箔貼り作業を終えた後は、色塗り作業をします。
彩色は金箔を予め貼っていない箇所にしたり、貼ってある上から更に彩色する場合もあります。
色の深みや表現を出すために下塗りと上塗り数回塗り行ないます。
本金箔を貼り終えた額縁は荘厳な輝きがあります。しかし、より一層輝かせるために瑪瑙(メノウ)石の付いた道具で磨いていきます。
額縁の形状によって瑪瑙(メノウ)石の形を変えて磨くのですが、1度に磨ける巾は1㎜程度の “線” です。
従って位置を少しずつずらしながら丹念に磨いてゆきます。
そして、誰もが魅了する『永遠の輝き』が現れてくるのです!
(画像ではちょっとわかりづらいですが・・・)



























